【足がつる】生活していませんか(Naomi筆)

私たちは筋肉を伸び縮みさせることで、スムーズに体を動かしています。中でも足の筋肉は伸縮することでポンプのように血液を循環させる働きがあり「第2の心臓」と呼ばれています。最近は運動する機会も減り、筋肉疲労を感じることも少なくなったのですが、睡眠中に足がつります。患者様との会話の中にも「足がつる」と耳にする事が多くなりましたのでちょっと調べてみました。

「足がつる」とは筋肉収縮のバランスが乱れ、筋肉に痙攣(けいれん)が起こっている状態の事。ふくらはぎに多いため「こむらがえり(腓返り)」と呼ばれていますが、太ももや足の裏、足の指、すねなどでも起こるそうです。原因は様々なようですが、つりやすい状態をいくつかあげてみました。

 ☆ 筋肉が疲れている
 ☆ 筋力が低下している
 ☆ ミネラル・ビタミンが不足している
 ☆ 水分が不足している
 ☆ 体が冷えている
 ☆ 血行が悪くなっている

激しい運動や肉体労働、ハイキングや旅行、ジョギングに散歩など長時間足を動かした時はもちろんですが、日常生活の疲れや、加齢とともに運動不足になり筋肉量が減る事でも足がつりやすくなるそうです。 カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムなどのミネラルは筋肉や神経の働きを調整する栄養素ですが、汗や尿と一緒に排出されてしまうので、疲労回復効果があるビタミンB1、タウリン、クエン酸などのビタミンと一緒にバランスの良い食事を心がけるとよいそうです。
1日に必要な水分は2Lですが、のどの渇きを感じた時は水分補給のタイミングとしてはすでに遅く、こまめな水分補給が理想的ですね。アルコールやカフェイン類は利尿作用がありますので要注意です。
これからの季節は、冷房や薄着、冷たい物の取り過ぎになりがちで、知らず知らずのうちに体を冷やしています。
夏場はシャワー浴の方が多いと思いますが、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体の芯から温まると、血行促進と疲労回復にもつながります。
ご存じの方も多いと思いますが「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」は飲めば効くと言われる漢方薬で、枕元に置いたり外出の時に持ち歩くとよいかもしれません。

いかがですか?何気なく過ごしている日常生活を少し気をつけるだけでも予防ができそうですね。
 私の場合は、運動不足に大好きなアルコールとコーヒーの飲み過ぎによる水分不足、足を出したまま寝ているからでしょう?!

♡私からのお奨め♡
 適度の運動は血液の流れを良くし、筋肉量を維持できます。血行不良は体調を崩し病気の原因にもなりますので、運動不足でお悩みの方はスリムバランスをご利用ください。つる頻度が多くなる場合は、原因となる病気が心配されますので、かかりつけの医院や内科の受診をお奨めします。
 2Lを目標にこまめな水分補給とバランスの取れた食事(豆類・ゴマ・海藻類・野菜・魚・キノコ類)を心がけましょう。運動後にタンパク質(肉・魚・大豆製品・卵)タウリン(牡蠣・タコ・イカ)クエン酸(酢・レモン・梅干し・柑橘類)を取る事で筋肉を合成する働きがあり、疲労回復を早めます。
1日の疲れは入浴やマッサージも効果的!
当院のウォーターベットクイック治療は全身の血行が良くなりますので、とてもお奨めです!!

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