8月13日から16日まで夏休みをいただいておりましたが、毎日猛暑日が続き、他県では40℃超えの日もありましたね…皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
17日(月)より平常通り診療を致しておりますが、外出の際はマスクをご使用の方も多いと思いますので、来院の際はくれぐれも熱中症にお気をつけください。
さて、『50円玉に赤い糸』ご存知の方いらっしゃいますか?
宮内在住の80代Mさんより、「香典返しと一緒に赤い糸で結ばれた50円玉を頂いたんだけど、どんな意味があるのか知っている?」と聞かれましたが知識がなかったので、ちょっと調べてみました。
群馬・埼玉・千葉の一部では、故人がご高齢の場合、会葬御礼の礼状と小銭を入れた祝儀袋を配る風習があるそうです。故人にあやかって縁起物として贈るお金の事を『長寿銭(ちょうじゅぜに)』と言うそうです。5円玉の稲穂には謙虚さ、10円玉の常盤木には十分に永久に、50円玉の菊には不老不死の延命長寿や厄払い、100円玉の桜には日本の代表的な花であり100歳のお祝い、500円玉の橘は,文化勲章のデザインにもなっており「文化は散ることがない」「最大の効果(硬貨)」と言った不老不死の力という、それぞれの意味があるそうです。
他にももっと素晴らしい意味が含まれているかもしれませんが、ご遺族の方が『大往生でよかった』『長寿を全うされた』という想いと、「長生きできますように」「長寿にご縁がありますように」という願いが込められているようですよ…♡
長寿銭の使い方には決まりがないそうです。一例として、
自分の健康長寿のお守りとして引出しやお財布に入れる
身近な高齢者や大切な人へお守りとして渡す
長寿銭をたくさんの方から頂いたので施設に寄付する
買い物に使用する …etc.
皆様は、どのようにご使用されますか?