川崎大師に車のご祈祷と、護摩焚きに行きました。お天気は良かったのですが、風が
とても冷たく、強かったです。まず車の祈祷殿に行って車のご祈祷をしていただきま
した。
祈祷殿の中の様子です。
中央におられるのが弘法大師様です。ご宝号は「南無大師遍照金剛」というのだそう
です。
祈祷の最中にはこの「南無大師遍照金剛」と言うお名前を祈祷に来られた全員が3回
唱えます。祈祷の前に担当の御僧侶がお話してくれた事で心に残ったことがありまし
た。
それはというと・・・幸せにはポジティブな幸せと、ネガティブな幸せがあるという
ことです。ポジティブな幸せとは誕生日おめでとう、新年明けましておめでとう、結
婚式おめでとう、といった良いことがあった幸せで節分の豆まきで言えば「福は内」
な幸せだそうです。それに対してネガティブな幸せというのは1年間交通事故に合わ
なくて良かった、病気をしなくて良かった、家内が安全で良かった、といった何事も
なかった幸せで豆まきで言えば「鬼は外」な幸せだそうです。人間は何もなかったこ
とには幸せを感じにくいけれども何もなかった事は大変幸せなことなのですとのお話
でした。何か妙に納得してしまいました。
それから本堂に行って護摩焚きをして頂きました。護摩焚きをして頂いたお札です。