箱根駅伝の復路は109.9キロを5区間でつなぐレースですが往路同様激しいレース展開になりました。昨日の往路優勝の早大、駒大、ちょっと遅れたが東海大の3チームの優勝争いかなと思いながら展開を見ていましたが、6区の山下りで早大加藤選手が区間賞を取り7区で東海大の佐藤選手が区間新記録で3位にあがってきた時にはもう興奮状態で戦況を見守っていましたが、東海大は8区9区で失速してしまいまず脱落、それに対して駒大は8区の深津選手が2分以上あった差を一挙に15秒差にまで早大を追い詰めて、ここで勝負ありという感じでした。しかし何が起こるかわからないのが勝負でしたが、結局駒大が危なげなく逃げ切り総合優勝を勝ち取りました。でも早大も大健闘の2位入賞です。それとは反対に可哀そうだったのが大東大住田選手と東海大荒川選手でした。住田選手はやはり脱水症状と低血糖でのリタイヤ、荒川選手は足首の捻挫によるリタイヤ。荒川選手の捻挫の瞬間はテレビがばっちり捉えていました。京浜蒲田の踏切を渡った際、確か右足だと思いますがレールで滑ったかつまずいたようで明らかに足首が異常な動きをしたので見ていて思わず「あっ」と声を出したのを覚えています。後になって捻挫によるリタイヤだと聞いた時、その映像が頭に浮かんできました。でも蒲田で捻挫したのにそれからよく我慢して大手町近くまで走れたなって思いました。
総合で10位までは来年の大会のシード権を獲得しましたが11位以下のチームは予選会から勝ち上がらなくてはなりません。大変だとは思いますが各チーム精一杯頑張って欲しいものです。